入れ歯の作製・調整・修理
「入れ歯がガタつくせいで食事が進まない」
「痛くて固いものが噛めない」
「外れやすくて会話も楽しめない」
合わない入れ歯は、単なる不便ではなく、食事や会話の楽しみ、ひいては生きる意欲そのものを奪ってしまいます。
すえいし歯科矯正歯科 歯科訪問部では、補綴(ほてつ)歯科学会専門医の長年の経験と知識に基づき、高齢者や寝たきりの方にもぴったりと合う入れ歯をご提供し、快適な日常を取り戻すサポートをいたします。
ご自宅や施設にいながら、外来と変わらない専門性の高い入れ歯治療を受けていただけますので、諦める前にぜひご相談ください。
合わない入れ歯を放置するリスク
高齢者の方、特に通院が困難な方にとって、合わない入れ歯を我慢することは、深刻な健康リスクにつながります。
低栄養・嚥下機能の低下
噛めないことで食事量が減り、低栄養に陥ります。
また、しっかり噛めないことで、飲み込み(嚥下)の機能も衰えやすくなります。
痛みとストレス
入れ歯の接触による粘膜の傷や炎症が、ご本人にとって継続的な苦痛となり、精神的なストレスとなります。
認知機能への影響
咀嚼(そしゃく)は脳の血流を促す重要な活動です。
噛む機能が低下すると、認知機能の低下を招く可能性が指摘されています。
当院は、これらのリスクを解消し、「最後まで、美味しく、安全に食べる」ことができるよう、質の高い義歯治療を提供します。
補綴専門医による「質の高い入れ歯治療」を実現する3つの強み
訪問診療という特殊な環境下でも、高い精度の入れ歯治療を実現できるのが、当院最大の強みです。
1. 補綴歯科学会専門医による高い専門性
当院には、義歯治療の経験が豊富な補綴(ほてつ)歯科学会の専門医が在籍しています。
高齢者・訪問環境での義歯調整経験が豊富
専門医は、顎の骨が痩せて複雑に変形した高齢者のお口の状態や、寝たきりの状態など、訪問環境特有の難しい症例に対して、長年の経験に基づいた確かな技術で対応します。
精密な診断と治療計画
単に痛い部分を削るだけでなく、噛み合わせ(咬合)全体や顎の関節とのバランスを考慮した、専門的な診断に基づき治療計画を立案します。
患者様の全身状態を考慮
嚥下機能の低下や口腔乾燥、全身疾患などを考慮し、薄型義歯や吸着性の高い特殊な設計など、患者様の状態に合わせた最適な義歯を追求します。
2. その場で完結する「迅速な調整・修理対応」
「入れ歯が壊れたから来週まで我慢してほしい」といった、患者様やご家族の負担となるような状況を最小限に抑えます。
ポータブル機材で即時対応
訪問診療用のポータブルエンジンなどの専用機材を持ち込みます。
これにより、義歯の欠損や破損、ガタつきなどの修理・調整を、その場で迅速に行うことが可能です。
不便な時間を最小限に
入れ歯を歯科医院に持ち帰って何日も預かる必要がないため、患者様が不便を感じる時間を大幅に短縮できます。
再製作もスムーズに
既存の入れ歯での調整が困難な場合は、再製作もスムーズに進められます。
訪問先で精密な型取りを行い、新しい入れ歯を製作します。
3. 多職種連携による「機能回復」への貢献
入れ歯の治療は、「噛む」という機能回復だけでなく、「飲み込む」という機能にも影響します。
当院では、義歯治療を摂食嚥下リハビリと連携させ、包括的にサポートします。
嚥下認定医・STとの協働
入れ歯の調整後、摂食嚥下認定医や言語聴覚士(ST)と情報共有を行い、調整した入れ歯が安全な食事にどう貢献しているかを評価します。
噛む力と嚥下機能の回復
噛み合わせのバランスを整えることで、嚥下時の舌の動きや口腔内の空間が改善し、飲み込みやすさの向上にも貢献します。
訪問診療で対応可能な入れ歯のお悩み
入れ歯が痛む
特定の部位が粘膜に当たって傷ができるなど、痛みの原因を特定し、その場で丁寧に調整します。
入れ歯が外れやすい
顎の骨の形状の変化(骨の吸収)などを考慮し、吸着を高めるための裏打ち(裏装)や、義歯自体の設計変更、再製作を提案します。
入れ歯が壊れた・割れた
義歯の破損や人工歯の脱落などの修理を、可能な限り訪問先でその場で行います。
新しい入れ歯の作製
現在の入れ歯の不適合が著しい場合、最初から最後までご自宅で新しい精密な入れ歯を作製します。
訪問診療をご希望の方へ
合わない入れ歯を我慢することは、ご本人様にとって「苦痛のない人生」を遠ざけてしまいます。
補綴専門医の豊富な経験とその場で調整・修理できる機材を持つ当院が、患者様が再び美味しく、笑顔で食事ができるよう、最善を尽くします。
入れ歯に関するお悩みは、まずはケアマネジャーさんにご相談いただくか、当院までお気軽にお電話にてご連絡ください。
